こんなにあるの!? 「ファーストフード理論」大集合

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先日、マクドナルド理論について記事にしました。この理論がここまでウェブ上で話題になったのは、内容もそうですが理論の名前がキャッチーだという点も多いように感じました。

そこで今日は、『「ファーストフード理論」大集合』と題して、ファーストフードの食べ物をネーミングに用いた理論を集めて紹介したいと思います。

ファーストフード理論

マクドナルド理論(アイデア)

まずは、こちらから。先日の記事を参考にしてください。最悪なアイデアをまず出すと、それよりもベターなアイデアが次々と生まれてくるというものでした。

 

参考:最悪なアイデアこそ、いいアイデアの母 ー「マクドナルド理論」について

 

 

「マクドナルド理論」とは、その名前のとおりあのハンバーガーショップのマクドナルドが関係しています。

たとえば、特別に仲がいい友達ではないグループで行動を共にしないといけない時がありますよね。職場でもありますし、ワークショップなどで知り合ったばかりの人たちという時もあるでしょう。

お昼時に食事にでる場合を想像してみてください。「ランチ、どこにする?」とみんなに問いかけますが、みんながそれぞれ相手の様子を気にして、なかなか意見を言わないみたいなことがありませんか?私の場合、仲の良いメンバーと一緒に御飯に出るときも、そういうことがよくあります。そうこうしているうちに、短いランチタイムは無駄に消費していまいます。

そういう時に誰かが「マクドナルド行こう!」と提案してみるとどうでしょう?

「いや、マクドナルドはないでしょ」というようにみんなは否定しますが、不思議な事にそれ以後は議論が活発化していき、次々と提案がされるようになっていきます。

「和食の○○は、どうだろう?」

「昨日はお肉だったから、焼き魚とかがいいかもね」

「それだったら、このお店はどう?」

このように「想定しうるなかでの最低の提案」をすることにより「その最低の提案が可決されるのを阻止」しようと、あるいは誰かが最初に最低のアイデアを口にした結果、二人目以降の発言のハードルが下がり「もしかしたらこんなこと言ったらばかばかしいと思われるかも」といった心配が薄れ、皆の間で議論が活発化します。

マクドナルド理論(紛争)

実は、調べてみると「マクドナルド理論」には先述のものとは、違うものも存在していることがわかりました。そこで、こちらもご紹介しておきます。トーマス・フリードマンが提唱したもので、マクドナルドが出店している国同士は戦争しない、というもののようです。たしかに!と思いましたが、こちらの理論は、1999年に破られてしまっているようです。

 

ハンバーガーは、1940年代にマクドナルド兄弟がカリフォルニア州に開いたドライブインでメニューに出され、評判になったことで、アメリカを中心に各国に広まった。その拡がりは「マクドナルド理論」といい、トーマス・フリードマンより「マクドナルドの店舗がある国同士は戦争をしない」という学説が出されたほどである。この説は1999年のアメリカ合衆国のセルビア爆撃で破られた。また、マクドナルドではドナルド・マクドナルドというピエロの姿をしたキャラクターが使われている。

出典:wikipedia「ハンバーガー」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC


(出典:Wikipedia コソボ紛争)

 

サンドイッチ理論(印象編)

こちらは、久石譲さんが提唱している理論。

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初対面の人と会う。第一印象は「この人軽そう。ペラペラよく喋るし、なんだかあまり信用できそうな感じがしない……」だったとする。しかし、しばらく付き合っているうちに、「いや、そうでもないかな」(中略)と感じるようになる。(中略)大抵の人は、ここでその人の本質を見た気になってしまう。だが、しかしである。もっと長く付き合って、その人が土壇場に追い込まれたときを見てみたらいい。必ず、最初の印象に戻る。「なんだ、いざとなったらやっぱり軽かった」といったことになるケースが多い。僕はこれを「サンドイッチ理論」と呼んでいる。

『感動をつくれますか?』久石譲

サンドイッチ理論(ビジネス編)

 

久石譲さんのものとは別に、ビジネス領域のなかで使われている理論もあるようです。こちらは、サンドイッチ理論という名称のほかに、ハンバーガー理論とも呼ばれているようです。

 

企画書とか事業計画書を作成するときの起承転結のようなものを示す理論、という説もあるのだが、私が思い浮かべるのは、部下を指導、注意あるいは叱責する時に使うメソッドというかテクニックとしての「ハンバーガー理論」。簡単に言えば、本当に言いたい事(指導、注意、叱責)は会話の真中にはさめ!という話法だ。私は学習した経験はないのだが、コーチングなどを勉強している方はご存知かもしれない。

部下を指導したいと思ったら、①まずは日頃の働きを誉める、理解を示す(上のパン)②注意、指導、反対の言葉(ハンバーグ)③君なら出来ると励ます、協力的な態度を示す(下のパン)という具合。①③のように、Cheer Upする言葉ではさむ、というところが実に欧米的だなと思うやりかただ。

今の若い人は、怒られることになれていない!嘆く声がある。確かにそうかもしれない。キレたり、落ち込んだり・・・。でも逆に、「怒り方」が上手い人がいないというのはどうだろうか?「怒り方」に上手い下手なんかあるもんか?そんな甘っちょろいことい言ってるからダメなんだ!と、それこそ「怒る」御仁もいることだろう。

それも正しいのかもしれない。でも、私の20年間サラリーマン生活で、あるいは私生活を含めて得た確信だ、「ただ怒るだけ」あるいは「人の欠点だけ言う」「減点法で人に接する」のはダメだと。少なくとも、今時のやり方ではないだろう。

出典:Consultant Essay -コンサルタントエッセイ-
http://blog.livedoor.jp/off_beat/archives/8786842.html

 

この理論は、ブログなどの記事を書くときにも当てはまりますね。導入と結論(締め)がパンズで、具が内容。具がそのままでは、ストレート過ぎるからパンでくるんであげると食べやすくなる、みたいな感じでしょうか。

 

ホットポテト理論

ファニタ・イングリッシュという心理学者が提唱した理論で、「ハンカチ落とし」や「椅子取りゲーム」や「トランプのババ抜き」は負けやすい人がいるという理論です。

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経験した人しか分からないと思うが、運の悪い時は徹底的に悪い。何をやってもどう努力しても悪く傾く。ただの運の悪い思い込みとか、努力で解決できるとか、そんなレベルではない。本当に運が悪い。偶発的に悪いことが起こったり、根も葉もないところから全く知らない悪口が立ったり風評被害が起こる。

運を良くするために、気学や風水の要素を取り入れることも知識のツールとしては大切だが、実はいくつかの悪運は”引き寄せている”ので、それを最小限に留めることはできる。これは交流分析理論の先駆のエリック・バーンの弟子のファニタ・イングリッシュのホットポテト理論が一番説明しやすい。

ホットポテトとは、アメリカの子供達が輪になってポテトを回し、音楽が止まった時にポテトを持っていた子どもが罰ゲームをする遊び。誰しも熱々のポテトは手で持つと熱いのですぐに他人に渡したい。日本では、トランプのババ抜きやハンカチ落としがそれに当たる。実はこれは最初から敗者が決っている。

なぜババ抜きや、ハンカチ落としや、じゃんけんなど、偶然のランダムで一見確率的なのに、「敗者」が最初から決っているかというと。集団ゲームで負ける人と言うのは、ホットポテトは最も「傷つきやすく、支配されやすく、いじめやすそうな人」に渡るようになってるから。

パチスロやおみくじ等、1人でやるギャンブルはそんなに運が悪くないのに、ババ抜きやハンカチ落としやじゃんけんなど、複数でやるゲームになると一気に運が悪くなる人がいる。それは「この人に損をさせたい」という無意識でのホットポテト理論が集団内で機能しているから。

出典:心を支える心
http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-383.html

 

これは、どんな人に当てはまるかというと、「自己重要感が低く、他人の評価や欲求に意思を左右されやすい」という特徴と「自意識過剰」な人に見られるというのです。自意識過剰な故に、周りから与えられた役割を、自分の運命として引き受け、自分の本来の意思や欲求を抑圧している人に多く見られるといわれています。

ハンバーガーコーラ理論

「このハンバーガーとコーラは世界で一番売れている。だから世界で一番美味しいものに決まっているだろ。」という『Q.E.D.…証明終了』(加藤元浩)漫画のフレーズから有名になったこの理論。「売れてるものが良いものならば、この世で一番うまいラーメンはカップラーメンだ」という甲本ヒロトさんの名言も同じことを言っていますね。

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売上至上主義の行き着く先を皮肉ったとして、定着しているフレーズ。

面白い面白くないという主観的基準でアニメの価値を測れないという理由から、
アニメを売上で評価するパターンは多いが、逆転現象が発生して、
売上枚数によって主観的評価すら変化してしまう人や、覇権アニメだから見るというスタンスの、
悪い意味で売上脳に汚染されてしまった人を皮肉る目的で使われることが多い。

出典:アニメDVD・BDの売り上げを見守るスレ@wiki – 用語集/ハンバーガーコーラ理論
http://www24.atwiki.jp/anime-urisure/pages/699.html

出典:
画像引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1043603730
http://ks.c.yimg.jp/res/chie-que-1043/1/043/603/730/i320

ヘルシーマクドナルド理論

この流れで自分も何かつくることができないか、と考えてみました。マーケティングの世界では、しばしば言われることですが、調査をするときの罠としてこんなものがよくあると思います。

マクドナルドに来ているお客さんに「新商品をつくるとしたら、どんなハンバーガーを食べたいと思いますか?」と聞くとします。

そうすると、ある一定以上の割合で帰ってくる答えは、

「ヘルシーなハンバーガー」

というものがあるそうです。ある一定上と濁していますが、かなりの割合を占めると思います。

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ですが、実際にヘルシーなハンバーガーを商品開発して販売してみるとどうでしょうか?

あまり売れ行きが伸びないと思うのです。

「質問にたいして頭で考えて答える」という行為と「実際の購買行動」には、ギャップがあるのです。質問に対して答えるときは「理性」が働いているけれど、人の行動というのは理性だけではないのです。

自分自身を振り返ってみても、マクドナルドに行くという選択をしているときは、あまりヘルシーなものを求めていないです。むしろ、逆といいますか…。

というわけで、このようなマーケティング調査の結果と、実際の購買行動のギャップが生じることを「ヘルシーマクドナルドのジレンマ」と呼びたいと思います。私の勉強不足で、もうこういうようなものについて、名前が付いているようでしたら教えて下さい。

 

最後に

いかがでしたか? 調べてみるといろんな理論があることがわかりました。

ファーストフードという身近なものに例えるからこそわかる世の中の法則。難しいことも、少し身近に感じられますね。また見つけたら、このリストに加えていこうと思います。皆さんも、なにか知っているものがあれば、教えてください。

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