最悪なアイデアこそ、いいアイデアの母ー「マクドナルド理論」について

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先日の就活生向けの記事において「エゴ分析」という自己分析の仕方を紹介しました。

参考:『就活生へ!自己分析は「エゴ分析」からはじめてみませんか?』

エゴ分析発想のヒントは「相対音感」と言ったように、ゼロから何かを発想するというよりも、何か基準となるものをひとつつくるとアイデアはつくりやすくなります。(エゴ分析では、身近な友人(ライバル)と比較することによって自分の強みを見つけるというものでした)

今日、まずご紹介するのは「マクドナルド理論」です。少し前にネットで話題になったので知っている方も多いと思います。

 

マクドナルド理論

「マクドナルド理論」とは、その名前のとおりあのハンバーガーショップのマクドナルドが関係しています。

たとえば、特別に仲がいい友達ではないグループで行動を共にしないといけない時がありますよね。職場でもありますし、ワークショップなどで知り合ったばかりの人たちという時もあるでしょう。

お昼時に食事にでる場合を想像してみてください。「ランチ、どこにする?」とみんなに問いかけますが、みんながそれぞれ相手の様子を気にして、なかなか意見を言わないみたいなことがありませんか?私の場合、仲の良いメンバーと一緒に御飯に出るときも、そういうことがよくあります。そうこうしているうちに、短いランチタイムは無駄に消費していまいます。

そういう時に誰かが「マクドナルド行こう!」と提案してみるとどうでしょう?

「いや、マクドナルドはないでしょ」というようにみんなは否定しますが、不思議な事にそれ以後は議論が活発化していき、次々と提案がされるようになっていきます。

「和食の○○は、どうだろう?」

「昨日はお肉だったから、焼き魚とかがいいかもね」

「それだったら、このお店はどう?」

このように「想定しうるなかでの最低の提案」をすることにより「その最低の提案が可決されるのを阻止」しようと、あるいは誰かが最初に最低のアイデアを口にした結果、二人目以降の発言のハードルが下がり「もしかしたらこんなこと言ったらばかばかしいと思われるかも」といった心配が薄れ、皆の間で議論が活発化します。

 

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以下、説明が重複するところもありますが、GIGAZINEの記事によってマクドナルド理論を知った方も多いと思いますので、引用したいと思います。

 

ランチタイムにどこのお店に行く?という話になった時、「マクドナルドに行こうよ」と提案すると満場一致で「マクドナルドはやめようよ」と返され、不思議とよりよいアイデアが出てくる、というのがJon Bellさんの提唱する「マクドナルド理論」。Bellさんによればこのマクドナルド理論を使うと、行き詰まりがちなビジネス会議やプロジェクトでより優れたアイデアを出すことができるそうです。

 

McDonald’s Theory — What I Learned Building… — Medium
https://medium.com/what-i-learned-building/9216e1c9da7d

 

Bellさんのマクドナルド理論とは「実行可能なアイデアのうち最低のもの」を提案することによって、ディスカッションが始まり、人々が急にクリエイティブになることを言います。最悪のアイデアを実行しないために、人々はよいアイデアを出そうとするのです。

 

このテクニックはBellさん自身が仕事においてよく使うもの。上から指示書を手渡されたり、何かが始まるといううわさを聞いて準備を開始したりと、プロジェクトのスタートはさまざまな形があります。場合によっては人々とアイデアをシェアする前に何年間も考えを練っていることもあり、クリエイティブな仕事を行う時のプロセスに定義付けはできませんが、ただ一つ、全てのクリエイティブな仕事に共通するのは「いつでも初めの1歩よりも2歩目の方が簡単である」ということです。

 

参考記事:GIGAZINE 2013/05/02

「マクドナルド理論」を使うとより優れたアイデアが出てきてプロジェクトが進行する

http://gigazine.net/news/20130502-mcdonald-theory/

ブレストのときは、ホワイトボードにまずは自分が書いてみる

 

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ふだんの会議の中では、どう応用したらいいでしょうか?

言わずもがなですね。

たとえば、レストランのお店の来客を増やす、ということを考えるブレーンストーミングをする会議だとしましょう。

あなたは、まず、ホワイトボードの前にたち、なんでもいいので思いついたアイデアを書きましょう。

「ビラ配りをする」とでも書きましょう。

恥ずかしかったら、「まあ、ないとは思いますが・・・」と言いながら書いてもいいでしょう。

すると、みんなの頭も動き始めると思うのです。

それでも、まだみんなからアイデアや議論がでてこなかったら、自分の中で、その「最悪」なアイデアを少しずつよくしてくのはどうでしょう?

「ただビラ配りしてもしかたないので・・・食後のコーヒー無料とかクーポンをつけて配るのはどうだろう」といって、先ほどの「ビラ配り」の下に「コーヒー無料クーポン」と書いてみる。

ここまで来ると、みんなの頭も動いてくると思います。いっそランチ500円の商品をつくったらどうか、とか。12時台はお客さんでうまっているから、13時以降に入店してくれたお客さんにお得なサービスをしよう、とかとか。

これらを全部、ホワイトボードに書きましょう。きっと、気づけばホワイトボード一面にアイデアがでていることだと思います。

でも、思い出してください。このいっぱいのアイデアのきっかけは、あなたが率先してホワイトボードの前に立ち「ビラ配り」をやるのはどうか、といったことからはじまるのです。

「ただビラ配りするのは意味ないしなぁ」とか「寒いのにやだなぁ」とかそういうところからもっと良いアイデアがでてくると思うのです。

 

ひとりのときも、白い紙にアイデアを書いてみよう

 

ひとりの時も同じですね。

A4のコピー用紙でも、何も書かれていないノートでもいいです。

もちろん、PCで真っ白なテキストでもいいです。

そこに、とにかく最初の「最悪なアイデア」を書きましょう。

そこがスタートになります。それ以降のアイデアも全部書いていくのです。

先ほどの会議のホワイトボードに書いていったことを、ひとりでやってみましょう。

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