就活生へ!自己分析は「エゴ分析」からはじめてみませんか?

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エゴ分析

 

最近、就職活動を行っている学生とお会いする機会も多いので、その方たちに向けた記事を書こうと思います。 アイデア・シンキングが記事にする以上、なにかアイデアに関係したものを、ということで就職活動に役立つツールをつくってみることにしました。

 

自己分析とはいうけれど・・・

 

就職活動をはじめると、よく耳にする言葉が「自己分析」というもの。

でも、そのやり方については、みんな迷っているように思います。

実際に学生からも、以下の様な声を耳にしました。

「自己分析をしなきゃと思っているんだけど、何から手をつけていいかわからない」

「自己分析をして自分の強みや取り柄を見つけたいのだけど。どうしたらいいの?」

自己分析がベースとなって、自己PRや志望動機をつくっていくことまではわかっている。でも、ただ漠然と人生のターニングポイントを探したり、ただなんとなく、自分の強みだったり、自分の特徴を見つけようとしても、ぼんやりとした自分しか見えてこないということに困っているようでした。

確かに、いちばん知っているはずの自分を見つめなおして分析するなんて、どうやったらいいのか困ってしまいますよね。

 

で、どんな自己分析のツールをつくるのか?

 

就職活動のプロでもない自分がおこがましく自己分析のツールをつくるなんて言ってしまいました。そのことをすごく後悔しています。(おかげで筆がなかなか進まず、4日ほど更新が滞ってしまいました)

もちろん、万能なツールなんてつくれるとは思っていません。

もちろん、ひとつのツールだけで自己分析が完了できるツールなんてできると思っていません。

でも、なにか課題を解決するきっかけになるものはできる気がしているのです。

そこで、自己分析の「いちばんはじめ」に使えるツールを作ろうと思いました。

 

「自己分析って、何をしていいのかわからない」というよく聞かれる言葉は、言い換えれば「自己分析って、何から始めたらいいかわからない」ということだと思ったのです。

 

参考にしたのは、相対音感

 

スライド02

絶対音感と相対音感は、聞いたことがあると思います。

絶対音感とは、たとえば、目隠ししてピアノの鍵盤を適当に押した時に何の音か瞬時にわかるような能力ですね。

相対音感については、ある基準を決めたとしたら、その基準にそって高いか低いかわかるということです。

絶対音感は、習得するのは難しい(不可能?)と思いますが、相対音感は、誰でも身につけることができると言われています。

 

もう少し詳しく説明しますね。

 

音感を温度で例えてみましょう。

空調の効いた部屋から空調の効いていない廊下にでて「寒い」と感じれば、

廊下の温度は部屋の温度よりも低いことになります。

逆に「暑い」と感じれば、廊下の温度は部屋よりも高いことになります。

これと同じように「直前に聞いた音」よりも「その音」が高いか低いかを感じる音感です。

そう、自分についても「基準」となるものがあれば、より明確にわかってくるのでは?と思ったのです。

 

この温度の変化が「直前」と「直後」だったからわかりやすくなったように、その基準となるのは、周りにいる人たち、つまり、友人たちにしてみるのはどうか、と考えました。

 

そうして生まれた「エゴ分析」

 

エゴ分析とは、自分の周りにいる身近な人を「基準」として、相対的に自分が見えてくるツールです。

身近な人を使うことで、誰もが、自分事として、簡単に行うことができます。

では、実際に手順を説明します。
たった2つだけです。

 

STEP1 自分のライバルを5人あげよう

 

スライド04

まず、自分がライバルだと思っている人を、最低5人挙げてください。

同級生でアイツは優秀だと思っているとか、自分とキャラがかぶっているとか、どんな人でもいいですが、意識しているとか、負けたくないと思っている人を挙げてください。

ここでのポイントは、ちょっとムリ目だと思っている人も入れることです。いまは負けているけれど、この先は、勝ってみたいと思っているような人もいれましょう。

実際の知り合いだけじゃないといけないわけでもありません。ある種、憧れている人でも大丈夫です。テレビや雑誌はWEBでしか知らない人でも構いません。

5人よりも、もっとたくさんいるという人は、もっと沢山の人数を挙げていただいても構いません。思い浮かばないという人も、がんばって5人は挙げるようにしてください。あんまり人生を勝ち負けで考えたりしていないからライバルなんていない、という人は、憧れる人だったり、いいなと思う人を挙げてみましょう。

スライド03

 

STEP2 ライバルをひとりずつ「エゴ分析チャート」にいれてみよう

 

スライド05

「エゴ分析チャート」という言葉、初めて聞いた方がほとんどだと思います。

それもそのはず、私がつくった言葉だからです。

どんなチャートかと言いますと、以下のように、まず2次元座標をつくります。

 

スライド06

 

縦軸には、「他人から見て優位」というもの。

横軸には、「自分で見て優位」というものを置きます。

さらに、このチャートには、強制的に自分と、ライバルをプロットします。

 

スライド07

 

自分は、右上。

ライバルは、左下に。

つまり、ライバルとして上げた人に対して、

他人から見ての優位性、そして自分で見て優位性がなにか、見つけ出そうというものです。

つまり、このチャートで、見つけ出したいものは以下のように「ライバルに比べて何が優位なのか」という点を見つけ出すところにあります。

 

スライド08

 

このように、四角の中に入る部分を埋めていきましょう。

これを、STEP1で挙げたライバル5人分、行っていきます。

「他人から見た評価」というのは書きやすいかもしれませんが、やってみると意外と「自分で見た評価」というのが難しかった人もいたかもしれません。そういう方は、「これから勝ちたい」「今後○年かけて優位にしていく」というような未来での評価と考えてしまってよいと思います。

 

エゴ分析のポイントは、自己と他者の視点

 

やってみた方は、いかがだったでしょうか?

記入したものを並べてみると、なんとなく自分の強みが見えてきませんか?

 

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エゴ分析の目的は、まず、具体的にイメージできる複数のライバルと比較することによって、相対音感のように自分を浮き彫りにすることです。

そのうえで、もう一つポイントがあります。

このエゴ分析のポイントは、ひとりで自己分析するツールでありながら、

「自分視点」と「他人(からそう思われていると推定した)視点」の両方で行うことにあります。

わかっている方には当たり前の話なのですが、この視点を両方一緒にして考えてしまっている人が多いので、あえて切り離して考えるきっかけのツールにしたのです。

 

スライド10

 

「他人からの評価」というのは現時点での自分の強みや取り柄といえるもの。さらに「自分からの評価」というのは、これから伸びていける、もしくは伸ばしていけるポテンシャルだと考えて良いと思います。ここで見つかったものを、自己PRや志望動機につなげていくことができたり、より緻密な自己分析への足がかりとしていただければ嬉しいです。

 

就職活動中の皆さん、がんばってくださいね。

 

 

 

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