「複眼思考」の元祖は梶井基次郎!?

Pocket

IMG_3776

「複眼思考」って聞いたことありますでしょうか?
クドクドと説明から入るよりも、少しだけ次の問題を考えてみてください。

 

<問題>
できるだけ多くの答えをだしてください。
7の半分は?

スライド1

 

7の半分の答えは、ひとつではない

 

さて、どれくらいの数の答えがでたでしょうか?

問題に「できるだけ多く」と書いてあります。そこが重要なポイントです。

では、どんな答えが考えられるでしょうか?

 

3.5や7/2は、まず思い浮かびますね。でも、これだけではたくさんの答えだけではありません。

スライド2

 

音で考えてみるとどうでしょう? 「なな」の半分は「な」ですね。

スライド3

 

7というものがブロック7つの集合体と考えてみるとどうでしょう?それぞれのブロックを半分に分割すると14になりますね。

スライド5

 

次は、7という文字そのものが立体だと考えてみます。この立体の7の数字を横から見て、これを水平の角度で半分にスライスします。すると、高さは半分になりますが数字は7のままですね。

スライド4

 

他にも、音でいうと「ななの半分 → ナナハン → 750CC」とかこじつけじゃないか、みたいなものも考えていくと、答えは無限に考えられます。

他にも面白い答えが思いついた方はぜひコメント欄に書いてお知らせください。

 

複眼思考とは、複数の視点を自由に行き来すること

 

このように複眼思考とは、一つの視点にとらわれないで、複数の視点から物事を見つめること。

多面的な思考とか、多角的な思考とかも、いうことができると思います。

この視点を自由に行き来して、考えることこそが沢山のアイデアを出すための大切なポイントです。

スライド6

 

自分自身を複眼思考で見てみるとどうでしょうか?

  • 35歳の女性(年齢と性別の視点)
  • 母(子供からの視点)
  • 娘(母からの視点)
  • 会社員(職業というカテゴリーでの視点)
  • 上司(部下からの視点)
  • 部下(上司からの視点)
  • ジョガー(毎朝の習慣からの視点)
  • スイーツ女子(嗜好からの視点)
  • 筋肉質な女(肉体的特徴からの視点)
  • お客様(お店の人からの視点)
    ・・・

などなど、いろんな見方ができるはずです。

 

自己紹介において「どの視点から見た自分を紹介するのか」によって、相手の受ける印象はだいぶ異なってきますよね。

アイデアの数をたくさん出せないと言っている人の多くは、この自分自身を見つめる視点を、会社員だけ、など視点が数少ないものに凝り固まっていることが多いと考えられます。

このように、複眼思考は、たくさんのアイデアを出すためのベースとなってくるのです。

 

なぜ、元祖が梶井基次郎なのか?

 

『檸檬』という有名な小説があります。

(果物屋で買った檸檬を)丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けてきた奇怪な悪魔が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなに面白いだろう

梶井基次郎『檸檬』

 

「自分が手にしていた檸檬が、もし爆弾だったら、どんなことが起こるだろう?」

ひとことで言えば「妄想」なのですが、この妄想力を極めていくことが複眼思考を鍛えていくこと。さらには、アイデア力を鍛えることになると思うのです。

 

 

妄想力を鍛える絵本

 

最近、とある絵本が巷で話題になっています。ヨシタケシンスケさんが書いた『りんごかもしれない』という本です。

 

 

「あるひ がっこうから かえってくると・・・テーブルの うえに りんごが おいてあった」という、書き出しから始まります。

この本は、ここから展開します。

「……でも……もしかしたら これは りんごじゃないのかもしれない」と。

 

主人公の少年の妄想がはじまります。

「もしかしたら おおきな サクランボの いちぶかもしれない」

「それか なかみは ぶどうゼリーなのかもしれない」

「あるいは むいても むいても かわかもしれない」

と、少年の妄想はどんどん膨らんでいきます。

いろんな「視点」を持てば、いろんな答えが生まれてきます。これって、まさに「妄想力」。

「りんごかもしれない」という「◯◯かもしれない」というのが複眼思考にとって大事なものになってくるんです。

 

身の回りのもので妄想を

 

みなさんも、身の回りのものを「◯◯かもしれない」って見つめなおしてみませんか?

複眼思考を鍛えるだけじゃなく、ものの新しい魅力を発見できるかもしれません。

Pocket



スポンサーリンク

2 Comments

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です