子どもにこそ、危険なことを。そんなロックな教科書があります!

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少子化によって、子どものことを大切にするのは世界的な潮流のようです。でも、過保護すぎるのはどうなのかしら、と個人的には思っています。「かわいい子には旅をさせよ」「獅子の子落とし」などの諺にあるように少し危険が伴う経験こそ、成長につながると思うのです。

 

子どもが体験するべき50の危険なこと

Gever Tulley, Julie Spieglerが書いた『子どもが体験するべき50の危険なこと』という素敵な本をご紹介します。

 

 

タイトルにある通り、これ危険じゃないの?、と思ってしまうことばかりが紹介されています。
50の危険なこと・・・どんな危険なことが紹介されているのか、少しご紹介します。

・9ボルト電池をなめてみよう

 

・紙コップでお湯をわかそう

 

・食洗機で料理をしてみよう

 

・指を瞬間接着剤でくっつけてみよう

 

などなど。

どれも、ちょっとやってみたいけれど、子供だましじゃなくて本当に無邪気に危険なことです。

 

どうして、こんな危険なことを推奨するのでしょうか?

 

著者のGever TulleyがTEDで語っているところに、ヒントがありました。

“5 dangerous things you should let your kids do”というタイトルでの講演です。

 

 

この講演の中で「子どもたちは与えられた環境の中で、できる限り危険なことをしようとするもの」と言っています。

つまり、刃物は危ないから触らせず、フォークもプラスチックのものを与え、GPS付きのケータイを持たせるということをしたとしても、完全に危険を排除することはできないのです。それよりも大事なことは、「未知のものと、危険なものの区別をつけられるよう、子どもたちに学ばせる」ということなのではないでしょうか。

 

小さな子どもに使わせるなら、割ってしまう可能性があるガラスコップの方がプラスチックよりもいいわけ

ある面白い調査結果を聞いたことがあります。それは、子どもにプラスチックでできたマグカップを与えるよりも、ガラス製のコップを使わせたほうが安全だ、というものです。これは、壊れやすいものだと認識させて使わせるほうが、気をつけてものを大切にあつかうということが育まれるそうです。プラスチックのマグカップを床に投げつけるようなことは、子どもはしないというのです。

ちょっと話の位相がずれるかもしれませんが、盲導犬の訓練の中で、わざと犬をクルマに(弱くですが)轢かせるそうです。体験による価値、というのは、言葉でどれだけいうよりも強く伝わるのだといえるのだと思います。

 

見守られている中で「無茶をやる」

向こう見ずの原始人が火に近づき文明が開花したように、保存していた穀物が醗酵した水のようなものを口にしたように。創造というものは、ちょっと危険と隣り合わせ。子どもが本来もっている、このクリエイティビティを摘まず、育むというのもクリエイティブ教育のひとつなんだと思います。

もちろん、そんな無茶ややんちゃには危険がつきもの。現代の教育環境とはマッチしにくいかもしれません。それでも、大人によって見守られている上であえて無茶にチャレンジできる環境をできるだけ作ってあげられればと思います。

大人も、もちろん、そうですね。これから、まずは手っ取り早い紙コップの実験からやってみようと思います。

 

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